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足に良い靴選びは子どもの基礎体力や運動機能に影響する?サイズが合わない靴は外反母趾など足のトラブルや姿勢の悪化に繋がる可能性も。。。子どもの正しい靴の選び方とは?

投稿日:5月 12, 2018 更新日:

足に良い靴選びは子どもの基礎体力や運動機能に影響する?サイズが合わない靴は外反母趾など足のトラブルや姿勢の悪化に繋がる可能性も。。。子どもの正しい靴の選び方とは?

こんにちは。「子どもと親のイチバンの理解者、味方でありたい」京都の放デイJiria(じりあ)です。

突然ですが、子どもの靴選び、適当にすませていませんか?

  • 子どもが欲しい!っていうから。。
  • とにかく安いモノを!

など特に子どもの靴を買う時は深く考えずに選んでしまう人も多いかと思います。

ドキッとしたアナタ!!
是非とも本記事を最後までお読み下さい。

今回は子どもの靴選びについてのコンテンツになります。

間違った靴選びによる子どもの発達、成長に及ぼす悪影響・デメリット

最近は「子どもの体力の低下を防ぐには子どもの足や靴選びが大事!!」などという事を本で見たりテレビで聞いたりされたことがあると思います。

子どもの体力や運動機能と靴がどう関係してるの??と思われるかもしれませんが、実はこれが結構関係性があるのです。

では、正しい自分に合った靴を履かないとどのようなことが起こりうるのでしょうか。

具体的には・・・

  • 子どもでも外反母趾などの足のトラブルになる
  • 子どもの体力や運動機能の低下に繋がる
  • 足裏機能の基礎がしっかりせず、姿勢の良い歩き方が身につきにくい

特に成長段階においては自分に合った靴を選ばないと、大きくはこれら3つの悪影響があります。

姿勢については、イメージし難いところもあるかと思いますが、姿勢の良い歩き方は、脳にも好影響を及ぼし、集中力の向上にも繋がります。

裏を返すと、正しい姿勢での歩行ができないと集中力の欠如につながり、それは間接的に学習にも影響を及ぼしてくることは想像に難しくありません。

他にも姿勢の崩れは、子どもの肩こりなどの原因にもなります。

このように、子どもの靴選びは正しく行わないと、知らない間に子どもの成長や発達に悪影響を及ぼしていることが少なくありません。

姿勢だけでなく生活スキルを身に付けるにはボディバランや体幹を整える運動が大切です

成長期の子どもの頃に「正しいアーチ形成」(土踏まずなどの足裏機能の基礎)を作ることが大事

成長期の子どもの頃に「正しいアーチ形成」、いわゆる土踏まずなどの足裏機能の基礎ができます。

この時期に正しいアーチ形成ができないと、外反母趾や内反小趾、扁平足などの足のトラブルへ発展する可能性が高いと言われています。

0歳〜2歳児には土踏まずはまだほとんどなく、歩いたり走ったり跳んだりして、形成されていきます。

外反母趾の原因は靴選びや足指が使えていないこと

外反母趾なんかは、ヒール履き続けた女性がなるものでは??と思われる方も多いかと思います。

しかし、実は靴選びや足指が使えていないことが原因で、子どもでもなりうるトラブルなのです!!

では、このような足のトラブルを起こしてしまう原因の1つである靴についてですが、「そんなことなら裸足でいいのでは?」と思われた方もいるかもしれません。
そう、実は裸足で歩けるところは裸足でいいのです!

しかし、生活をしていく中ではそうも言っていられませんよね?

そもそも靴って何だっけ?いつから履くのがいいの?

そもそも靴って何だっけ?いつから履くのがいいの?

普段当たり前のように履いてる靴ですが、そもそも何の為に靴を履いているのでしょうか?

  • 歩く時の道具
  • 足を保護するもの
  • おしゃれアイテム

靴の役割は大きくはこの3つにあると言われています。

この、色々な働きをしてくれる靴と仲良く付き合うことが、トラブル回避の1つの秘訣となります。

では、靴っていつから履いたらいいのでしょうか?

このような疑問をもっている小さいお子さんがいるお父さん、お母さんは多いのではないでしょうか。

  • 靴を履くということに慣れるためハイハイしだしたら?
  • つかまり立ちできたら?
  • 伝い歩きができるようになったら?
  • 1才になったら??
  • 一人歩きができるようになったら?

色々なタイミングや意見があると思いますが、1人で5歩〜10歩、歩けるあたりの時期や、お母さんが子どもさんを下に降ろしたいと思ったタイミング
例えば。。。

  • 玄関先でカバンから鍵を探し出すとき
  • お金を払ったりする作業のとき
  • 下に降ろしても自分に捕まってたり物に捕まって、立位が保持できるとわかっているから降ろしてもいいかな??っと思われたとき

などなど。

こんな時に足を保護する靴を履いていたら安心ですよね。

この時期から靴を履けば良い!という決まった靴を履くタイミングというのはありません。

やはり靴は履くタイミングよりもその子に合ったサイズの靴をTPOに合わせて履くことの方が大事なのです。

靴選びはサイズが大事!

靴選びはサイズが大事!

子どもの靴を買う時に悩みの1つとなるのは、靴のサイズについてです。

「うん、うん、そうなんだよねー」と共感してくれるお母さんも多いハズ!

子どもの足ってすぐに大きくなるから、大きめで!!って声をよく耳にしますが、服はそれでもいけるんです。

しかし、靴は大も小もかねることができません!!

実際、本当に子どもの足って、大きくなるのがすごく早いんです!
特に3歳ぐらいまでの伸び率が大きく、1歳から〜3歳前ぐらいまでは、半年で1センチ、それ以降は1年で1センチペースで成長したりします。

たかが2〜3センチとお思いかもしれませんが、ご自分の靴を想像してみてください。

ワンサイズ、0・5センチ、5ミリ大きいだけでパンプスなんかは、カパカパして履きにくいですよね?

スニーカーでも1センチ大きくなると、例えば23.5の人が24.5の靴を履いたら歩くのすらしんどくなります。

大きめのサイズ的には楽なはずの靴を履いているのに、余計に疲れてしまうということにもなりかねない。。。

靴が大きすぎると転倒の原因などになることも

子どもさんの場合でも、「うちの子よく転けるんだけど、歩き方がおかしいのかな?」とご相談を受け、拝見させていただくと、裸足では上手に歩けていることがあります。

そこで、よくよく靴を見ると足のサイズからみて明らかに大きい靴を履いているのです!!

靴が大きいと、靴の中で足が泳いで、踏ん張りがきかなかったり、足指がしっかり使えなかったりで、転倒の原因になることがあります。

小さすぎても骨がまだ小さく柔らかいので痛みを感じないことも。。。

大きすぎるのがダメなのはわかった!!でも、痛いとか言わないし大丈夫でしょう?

このように思われる親御さんもいらっしゃるかもしれませんが、月齢が低い子どもの足は、骨がまだ小さくて柔らかく、数も揃っていません。

触ってもらったらわかる通り、柔らかいお肉にも包まれているので、サイズアウトで靴が指先などに当たっていても、実際痛くなかったりすることが多いのです。

成長に応じて足の大きさを測定しサイズの合った靴を履くことが大切

大人の足になるまでには18年間かかると言われており、それまでは成長段階の時期なんです。

そんな微妙な足のサイズと靴の関係なので、身長と同様、ぐっと大きくなる時期や、停滞する時期はあるものの小学校低学年ぐらいまでは、2〜3ヶ月ごとのサイズの計測や靴のチェックをおすすめしております。

要するに子どもの成長に応じて適切なサイズの靴に履き替えていくことが大切なのです。

子どもの靴のサイズが合っているかを確かめる方法

では、今の靴のサイズが子どもに合っているのかどうかは、どうやって確かめればよいのでしょうか?

お母さんが簡単にチェックできる方法として、中敷を外して、その外した中敷きの上に子どもに素足で立ってもらうことをオススメしています。

子どもの靴のサイズがぴったりかどうかを判断するポイント

この時の見るポイントとしては、中敷のかかと部分にお子様のかかとをしっかりと合わせ、つま先に5mm〜1cm程の余裕がある状態をオススメしております。
つま先に余裕がありすぎたり、なさすぎたりはダメです!
さらに、足の横幅に余裕がありすぎてもダメなのです!

中敷が取れないタイプの靴の時は、靴のかかとに足のかかとをきちんと合わせ、その状態のまま紐やマジックテープを止め、靴の上からつま先や横幅などのフィット感を確認してください。

このように時折靴のサイズが今の子どもに適切かどうかをチェックしてその時その時にあった靴を選ぶことが、足のトラブル回避に繋がります。

強いては、このことが「正しいアーチ形成」(土踏まずなどの足裏機能の基礎)を作るきっかけになり、基礎体力の低下を改善したり、良い姿勢での歩行に繋がります。
(正しい姿勢での生活は集中力のアップにも繋がるんでしたね!)

要するに子どもの成長に応じて適切なサイズの靴に履き替えていくことが大切なのです。

成長段階のこの時期だからこそ、ゆったりめの靴を経験させてしまうとそれが当たり前になってしまいます。

ぜひ、ぴったり!!という感覚を教えてあげてください!!

おすすめの正しい靴選びのポイント

では、これらを踏まえ靴を選ぶ時に気をつけるポイント、特に成長段階の子どもにとって良い靴を選ぶ際に意識する所はどこなのでしょうか?

以下の5つのポイントを意識してお子さまの靴を選んで頂ければ、足のトラブルや運動機能・体力の低下、姿勢の悪化などに繋がりにくくなります。

  • サイズが合っていること!!(もちろん、長さのサイズだけでなくて横幅や甲の高さなども。)
  • 靴のかかとの部分がしっかりとした作りになっている。
  • 甲の部分が紐やマジックテープで調整できる。
  • 足の曲がる位置(足の母趾の下あたり)で靴も曲がる。
  • 用途に合っているか??(長靴、サンダル、ブーツなど、TPOに合わせた靴選びも大切なポイントです。)

普段あまり意識することはないかもしれませんが、これを機に子どもの成長段階に応じて正しい靴を選んであげましょう!

お知らせ

放課後等デイサービスJiria(じりあ)では、子ども靴選びのサポートや保護者さま向けの講習も不定期ではございますが実施しています。

他にも、体幹やボディバランスを整える理学療法士の先生が監修している運動プログラムを施設で実施しています。

少しでもご興味をお持ちの方はお気軽にご連絡下さい!

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